吊り引き戸建具例の最近の記事

吊り引き戸 完成 -- 吊り引き戸

一人で悪戦苦闘すること2時間。戸を取り付けることができました。(^_^)v

まず、レールを木ネジで固定した後、戸を吊って不具合がないか確認しました。
扉が無事に動くことを確認して、ホッ とひと息。

下側に、ガイド(小さなL型の金具)を取り付け、戸下面の溝に入れました。

嬉しいので、何度も戸を動かして確認しました。
      

クローゼット内部から撮影した写真です。

ロフト室内から撮影した写真です。

戸と壁のデザインを合わせています。
ややノッペリした感じになっています。
これはこれで控えめな僕の性格とマッチして、気に入っているのですが、壁と異なるデザインの戸にしてアクセントを付けても良かったかもしれません。

当然のことですが、昼間、戸を閉めると、天窓からの光が無くなるのでロフト内側は暗くなります。

普段は、戸を開けた状態にしておきます。
このようにしておきたかったので、引き戸を選択しました。

戸一枚に3週間くらい掛かってしまいました。
まぁ、素人が作った戸ですので、精度が悪いなど細かな部分で気に入らないところもありますが、満足しています。
同じ戸をもう一回作れば、更に良い戸ができると思います。(同じものを作る予定はありませんけど・・・)
あとは、戸が反らないことを祈っていますが、どうなることやら分かりません。(しばらく様子を見ることにします。)

今日で、吊り引き戸は完了です。
連日のお付き合いありがとうございました。m(_ _)m

ロフトに放置してある端材や工具を片付けて、次のことを考えます。

上吊式引戸金具取り付け(リカバリー) -- 吊り引き戸

今回選んだのは、ATOM製 上吊式引戸金具 NSD システムです。
車輪は金属ベアリング入り。木加工不要で、戸の上面に直付けして取り付けます。戸を吊ったままの状態で専用工具(NSD-601)により上下調整ができるとのことです。

下の黒っぽい金具を戸の上面に3本のネジで固定します。

戸の厚さは32mmですが、5.5mmのベニア板と11mmの壁板が入るため、上の桟は15.5mmしかありません。しかも中心からずれているので、上部の桟にネジ止めすると、桟が割れそうです。
ドリルで下穴を開けて、1本ネジを止めていたら、上の桟から「ペキッ」といういやな音がしたので中止していたのです。

今日は、ドリルで下穴をΦ4,2mmまで大きくして、M4なべ頭の60mmビスを買ってきました。木ネジ止めを諦めて、ナットで固定することにしました。
ワッシャ、スプリングワッシャとボルト2個で固定しています。
なんとか、リカバリーできて助かりました。

一番上の壁板は、割れ等を想定して固定していなかったので、助かりました。

一番上の壁板だけは、木工ボンドを使用せず、釘で固定して、万一の時に板を外してメンテナンス可能としました。

なんとか、扉が完成しました。完成重量は15kgです。
先ほど息子と2人でロフトまで運びました。

明日は、レールを取り付けて、完成を目指します。

引き手を付けました -- 吊り引き戸

吊り引き戸も、やっと終わりに近づいてきました。

ATOMから「上吊式引戸金具 」と共に「引き手」も届きましたので、取り付けました。トリマーで溝を掘り、溝部をノミで簡単に仕上げた後、ネジ止めするだけです。

表面側は、レモンゴールド、裏面は、シルバーを選びました。
共にステンレス(SUS304)の安価なものですが、戸らしくなってきました。

最後に吊り車に取り付ける金具を戸の上部に取り付けようとして、ミスに気付きました・・・・・・(・・・トホホのホッ・・)。

金曜日の夜、リカバリーしようと思います。

金具類が届きました -- 吊り引き戸

吊り引き戸に使用する「レール」「吊り車」「下部ガイド」「ストッパー」「引き手」などが届きました。
月曜日の夜にネットで注文したら、水曜日に届きました。早くて楽チンですね。

レールの右にあるのは杉の白太(未乾燥)で、レールの緩衝材になっていました。

実は、戸袋の寸法を1825mmを1815mmに間違えていて、レール(1820mm)が取り付かない寸法で、どうしようかと気になっていました。
この10mmの間違いの影響が大きくて、戸袋に戸が入った寸法も余裕がなくなり、戸自体もシビアな寸法設定になってしまいました。

レールは予想していた通り、アルミの押し出しなので、7mm切断することにしました。
切る工具は「金切り鋸」しかありませんので、慎重に切断しました。

なんとか、取り付け可能な寸法に変更できました。
前から気になっていたことが、一つ解決できて幸せです。

扉の表面 -- 吊り引き戸

扉の表面に貼る板を運びました。
壁に貼った板と同じものです。(笑)

4枚ほど作り、仮置きして様子を見ました。

なんとか予定通り行けそうなので、必要枚数の44枚を切り出し、鉋を掛けて仕上げました。
ノンビリ加工していたので時間がかかってしまいました。

真鍮釘を打って固定する予定でしたが、気分が変わり接着することにしました。
ボンドを塗って、板を置いていきます。

またまたこの状態になってしまいました。
こうなってしまうと、何も他の作業ができません。(他の場所で組立てたら良かった・・・・・。鉋も研ぎたかったけど、今夜は作業場所が無く、あきらめました)

土曜日は会社の旅行で岐阜県(高山市、郡上八幡)に行ってました。
日曜日の空いている時間で作業したため、戸を完成させることができませんでした。
次の休日に完成できるといいな。

ビシッと決めたいけど・・ -- 吊り引き戸

連夜、戸作りに励んでおります。アドバイスありがとうございます。
気分だけは、なんと言われようとも建具職人です(笑)。

ベニア板が上下方向に飛び出ているので、手鋸で切って、鉋で仕上げました。
ベニア板の木口?を鋸で切ったり、鉋を掛けると表面がムシレてしまうので苦手だったのですが、鉋が切れることや最初に毛引きで繊維を切ってから作業したので、ビシッと決まりました。

問題は、下の写真。
框の面とベニア板は面一になる予定でしたが、ベニア板のほうがわずかに(0.2mmくらい)飛び出ていました。アチャ?(>_<)。
わずかな段差でも、手で触れると気になります。
調子に乗って框を仕上げるとき削りすぎてしまったようです。

仕方なくベニア板の表面に鉋を掛けて調整することにしました。

削った所だけ、光沢が出てしまいます。
削った後、荒いペーパーを掛けて光沢をなくしました。

ビシッと決まった・・・ように見えますが、簡単そうで、なかなか難しいものですね。

裏板接着中 -- 吊り引き戸

毎晩、短時間ですが、コツコツ作業を進めています。
とりあえず、芯材部分に木工ボンドを塗布しました。
ボンドの適量が分からなかったので、多いめに塗布しました。

気が付けば組子部分にボンドが垂れていました。 多すぎ多すぎ・・・・

そして、裏板(ベニア合板5.5mm)を置いて、プレス・・・・

やりました・・・・・・・・・・・・(笑)

工房にある全てのクランプを周囲に使用して、拾ってきた机の天板に重量のあるものを探してきて(ボール盤、ベルトサンダー)ウエイトとして置きました。

あまり長時間プレスしないほうが良さそうなので、3時間でクランプなどを外しました。

次は、今回接着した裏面を仕上げます。

手鋸で作業 2 -- 吊り引き戸

あ?、僕は木工に関しても勉強不足で、知らないことが多すぎと感じます。
あまり役に立たないブログを恥の上塗りするように書いていますが、見るに見かねて、色々教えていただくことができて感謝しています。(ネット万歳!です)

色々ありますが(笑)、完璧を求めた扉でもないのでこのまま進めちゃいます。
裏板を持ってきました。
これまた、何を思ったのか厚さ5.5mmもあるのを購入(爆)。たぶん3?4mmくらいが適切なのでしょうね。(また間違ってるかも・・・)

縦方向に8mm切らないといけません。僕のコントソーでは危ないと思い、手鋸で切って、鉋で仕上げることにしました。

意外と簡単で、大きな板を小さな工房でぶん回すより、この方が楽です。
手鋸は木工している気分が高まるので、好きになってきました。
なんとか所定の幅に加工して、仮置きしてみました。

鉋で削りすぎて、隙間が気になるけど・・・・ま、勢いだけで、
次の接着工程に進みます。プレス機があったらなぁ・・・。

手鋸で作業 -- 吊り引き戸

少し木工してきました。
フラッシュ構造は、教えていただいたことも、本を読んだこともないので、我流になってしまいます。
基礎知識がないので、とんでもなく間違っている部分もあろうかと思いますが、気にせず製作を続けます。(笑)

組みあがった心材は、フラッシュ戸の骨格になります。

框(かまち)部分と上桟(かみざん)下桟(しもざん)はホゾ組しています。(フラッシュでもこのような呼び方をするのでしょうか?)
ホゾ穴は端の方に位置することになるため、組んだ時に割れることも考えられるので、框は長い状態で組み、後で切ることにしました。

大きな扉は、取り回しが大変なので、手鋸で框を切ることにしました。
治具なしで切るのは不安があったので、端材をガイドにしています。

あとは、鉋で仕上げました。
溝が付いた下桟部分です。逆光になってしまいました。(>_<)

次は、裏板(ベニア合板)加工の予定です。

ホゾ組み?芯組み -- 吊り引き戸

治具を使って、コンストラクターズソーでホゾ加工します。

機械加工が終了しました。

ノミと鉋で調整して組立てます。
戸の大きさは、幅921mm、高さ1871mm、厚32mm。
大きい物なので作業机を移動して3畳くらいのスペースを確保します。
900mmを超える大きさのクランプも持っていないので、簡単なクランプを作って準備をしました。
1871mmの高さがあるので、机の上に乗って玄翁で叩きました。
組立機があればなぁ・・・と思いながら、組立て完了。

クランプしなくても問題なさそうでしたが、時間を掛けてクランプを作ったので使ってみました。

ということで、芯組みまで進みました。
今後、裏側の板を作って貼っていく予定ですが、お腹が空いたのでここまでにしておきます。

ボチボチと・・・ -- 吊り引き戸

吊り引き戸製作の続きです。

工房の棚から適当なツガ材を探してきました。
入り皮などあって綺麗な材料ではありませんが、見えない部分になりますので、さほど気にしていません。(いいのかなぁ?)

所定の寸法に切断しました。
(気分だけは)建具屋さんになってきました。

日立工機製 角のみ機で、ほぞ穴を開けました。

今日は、ここまで。
明日は、ほぞを作りたいです。

吊り引き戸 製作1 -- 吊り引き戸

冷え込んでいるので工房へ出向かず、木工が進んでいません。

この前の休日にログハウスのロフトに取り付ける「吊り引き戸」を製作開始しましたので紹介します。

扉の左右の柱を加工します。

厚さ35mm、長さ1950mmのツガ材を見つけてきました。
かなり古く、割れがあったりして、良い材料ではありません。
いつも変な木材で作ってしまい、苦言をもらうのですが、自宅で使うのだし、クローゼットの扉だし、ロフトの丸太も割れまくっているので気にせず作ることにしました。

サッと自動鉋を掛け、バンドソーで2本にした後、手鉋で基準面を整えました。

段欠きします。
長尺物になるので工房の対角線を利用しないと加工できません。
珍しくコンストラクターズソーを回転し、斜めに配置しています。

段欠き後、再度鉋を掛けました。
際鉋が無いので扉になった時、見える部分だけ鉋を掛けました。
あ?、いつも思うのですが、際鉋が欲しいなぁ。

まだ、ホゾ穴の加工が残っています。
実は扉の寸法が決まらず、図面も書いていないので、ここまでで終了。その後、板が長くて加工しにくいと思い、前回紹介した補助具を製作した次第です。

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