原 研哉

原 研哉(はら けんや、1958年 – )は、岡山県出身のグラフィックデザイナー。武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科教授、株式会社日本デザインセンター代表取締役。

来歴

岡山県岡山市出身。弘西小学校、旭中学校、岡山県立岡山操山高等学校を経て、1983年武蔵野美術大学大学院修了。同年日本デザインセンター入社。広告その他で活躍。幅広い領域のデザインプロジェクトを展開。日本的な感性を生かしたデザインが特徴とされる。2001年より無印良品のボードメンバー。高校の同級生に、作家の原田宗典、政治学者の山口二郎、元参議院議員の姫井由美子らがいる。広告のほか、アートディレクション、企画、運営も担当する。

works

1998年長野冬季オリンピックの開会式・閉会式プログラムを手がける。同年山口県の梅田病院などのデサイン計画に関わる。2000年RE DESIGN展で世界インダストリアルデザインビエンナーレ大賞を受賞。以降、世界各国を巡回していく。

2001年松屋銀座のリニューアル計画、深澤直人と共に無印良品のボードメンバーに参加。2004年HAPTIC展、FILING展開催。またこの年より教鞭をとる武蔵野美術大学の卒業年次の学生と共にEx-formationという共同研究を開始する。2005年の愛知万博のプロモーションを担当する。2007年SENSEWARE展開催。ほかに商品のデザイン、世界各地で企画展示・個展などを多数開催している。