天童木工/ヘロンシリーズ HERON ヘロンチェア・ヘロンテーブル デザイン:菅沢光政
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●T-3154WB-ST アームチェア ●T-3158WB-ST スツール ●T-3156WB-ST 右アームチェア ●T-3155WB-ST アームレスチェア ●T-3157WB-ST 左アームチェア ●T-2674WB-ST センターテーブル ●T-2675WB-ST サイドテーブル |
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お部屋の広さに合わせて自由に組み合わせができるセクショナルチェア。鷺(Heron=ヘロン)をイメージしたフォルムは、肘掛け以外は継ぎ目のない一体成形で、天童木工の高い技術力がうかがえます。
○共通仕様 [ 木部 ] フレーム/ホワイトビーチ [ 塗装 ] 木部仕上サンプル参照 [ 張地 ] 張地サンプル参照 [ 備考 ] 菅沢光政デザイン Gマ?ク受賞
[ 納期 ] 約14日 [ 送料 ] 無料
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T-3154WB-ST アームチェア
[ 寸法 ] W560・D700・H830・SH395・AH570 mm
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T-3156WB-ST 右アームチェア
[ 寸法 ] W545・D700・H830・SH395・AH570 mm
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T-3157WB-ST 左アームチェア
[ 寸法 ] W545・D700・H830・SH395・AH570 mm
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価 格: |
張地グレード別 V ¥63,315(税込) A ¥65,835(税込) B ¥68,355(税込) C ¥73,395(税込) S ¥73,395(税込) D ¥78,330(税込) E ¥83,265(税込) L ¥123,795(税込) |
天童木工元開発部長 菅沢光政さん
2007.08.02 Thursday
天童木工の開発部長を長年務められた、菅沢光政さん。 デザイナーとしても幅広く活躍し、デビュー作 ヘロンロッキングチェアは かのイサム・ノグチ氏も愛用していたという、 巨匠をも虜にしてしてしまうほどの魅力の持ち主。 その他にも数多くの美しく機能的なデザインを生み出し続けてきた菅沢部長。 (PLYでは今でもこう呼ばせて頂いております) 天童木工のデザインを知り尽くしている菅沢部長は 家具に対しどのようなお考えをお持ちなのでしょうか。 家具の面白さについてお話を伺いました。
『家具の面白さ』
家具は車や家電品のようにメカニカルな機構などがないこともあって、 商品寿命が長いのが特徴です。
街では時々4、50年前の車を見かけますが 明らかにそれらはレトロ趣味的に見えます。 しかし家具の場合、1920年代の初期のモダンデザインが レトロとしてでは無く現代のモノとして存在しうるのは、 家具の持つデザイン性が他のモノと違う点があるからでしょう。 家具の面白さはこの点にあります。 それには使うに耐える品質とデザイン力が備わっていることが大切ですが。
良い家具の条件とは何ですか?と良く聞かれます。 そんな時は、使ってよく、眺めてよく、 長く自分の傍におけるものではないでしょうか、と答えます。 おじいちゃんから代々受け継がれるモノがあってよいと思います。 そこには人の歴史と思慕が内在されています。
着るものは毎日変わりますが、 家具はいつも変わらずに私達を迎えてくれます。 変わって良いものと変わらなくて良いものが混在して、 生活が成り立っているのでしょう。 いつも同じ顔で迎えてくれる家具に安らぎと包容力を感じてくれれば その家の一員に認められたことになります。
また、家具を長く使い続けるためには、 表面の張地や塗装を時々お化粧直しをすることです。 新しい張り地で椅子をドレスアップすることは、 華やいだ気分にもさせてくれます。
天童木工は家具の修理、張替えはいつでも受け入れてくれます。 どこのメーカーでも自社の作ったものが長く使っていただいたことに、 感謝と誇りを感じているものだと思います。
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価 格: |
張地グレード別 V ¥63,315(税込) A ¥65,835(税込) B ¥68,355(税込) C ¥73,395(税込) S ¥73,395(税込) D ¥78,330(税込) E ¥83,265(税込) L ¥123,795(税込)
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乾 三郎(イヌイ・サブロウ)
乾 三郎(イヌイ・サブロウ)の詳細
乾 三郎(イヌイ・サブロウ) 1911年 台湾生まれる。
親が家具製造業を営んでいたため、小さい頃から製造に携わっていた。1933年22歳の時、知事の推薦で商工省工芸指導所に入所しここで成形接着技術を学ぶ。戦争中は電波探知部隊に属し電波についての知識を得る。終戦後は高周波電波による成形合板(プライウッド)の研究に没頭し、その後、プライウッドに注目し開発を始めていた天童木工に入社します。(後に工場長や常務を勤める。)
そこで高度なプライウッド加工技術を駆使し、柳 宗理の MoMA永久収蔵品『バタフライスツール』の製作に大きく貢献します。彼自身のデザインプロダクトは家具の輸出する際に梱包を小さくするために造られた分解式家具「プライチェア」を製作する。
彼はプライウッド一筋であくまでも技術屋という意識を持ち続け、デザイナーを影で支え続けました。1981年には座卓がGマークのロングライフデザイン特別賞を受賞しています。