三春張り子見学の様子です。場所は郡山市高柴・デコ屋敷地内 詳細はここをクリック

恵比寿屋さんの橋本広司氏宅に見学。家に入ると昔ながらの土間の家作り。天井は茅葺きですすで黒い壁がみられます。座敷は畳です。早速デコ屋敷のいわれを教えていただきました。子供たちの質問では、
?どんな紙を使っているのですか、破けないですか。
?どんな色が使われているのですか。
?どのくらいの種類の張り子が使われているのですか。
また、見学の最後には、橋本さんのひっとこ踊りを見せていただき、子供たちも大喜びでした。

高柴七福神踊り保存会について。詳細はここをクリック

三春人形の里で、俗にデコ屋敷と呼ばれている郡山市西田町高柴に伝わるゆかいな祝福芸です。かつては小正月の夜、年直しのある家に舞い込みました。踊りは歌と囃子につれて、毘沙門天(びしゃもんてん)弁財夫、布袋(ほてい)、福禄神(ふくろくじん)、寿老人(じゅろうじん)、恵比須、大黒の順で登場し、一同座に着くとひょっとこが俵をかついで出て豊作を祈願します。このあと余興として伊勢音頭、おかめ踊り、天狗鬼の悪魔払いなどもあります。伝来については明らかでありませんが、二本松市石井や白沢村塩の崎などと同系統です。引用は教育福島0027号(1977年(S52)12月)-021pageより