平成18年度 共同研究計画
 
1.児童の実態

○文章を読みそこに書いている大体のことは理解することができるが、読みを深めたり想像したりすることを苦手とする児童が多い。
○読書経験の不足(読書時間が少ない。読書の幅がせまい。)からか、語彙が少ない。
 
2.めざす児童の姿

○教材を読んで自分の考えをきちんと持つことのできる児童
○友達の考えやよさを認め合い、自分の考えを深めていく児童
○文章を読むことを楽しみ、学んだことを生活の中に生かすことのできる児童
 
3.研究主題
 

豊かな読みをする児童の育成

  一年次 〜文章を読みとる力の育成〜
  二年次 〜文章の読み深める力の育成〜
  三年次 〜文章の読みを生かす力の育成〜
 
4.研究仮説

 国語科の「読むこと」の学習を中心として、個に応じた支援や学習形態を工夫していけば、文章を的確に読みとる力が身に付くであろう。
 (1) 一人ひとりが確かな読みをし、それを表現するための学習過程や支援を大切にする
 (2)認め合い・学び合いの場を工夫し、読み深める楽しさを味わえるようにする
 
5.具体的な研究の手だて
●単元全体を通して仮説を検証していく
 








 
(1) 一人ひとりが確かな読みをし、それを表現するための学習過程や支援を大切にする      課題把握 

 

  ・一人ひとりが確かな読みをすることができる学習活動の展開や支援の工夫

  ・個に応じた支援の工夫






 
  
(2) 認め合い・学び合いの場を工夫し、読み深める楽しさを味わえるようにする
  自力解決





 

 
 



 










 
  
   ・互いの考えを認め合い、学び合う場の設定
    学び合い(発表)

 
   ・自己評価・他己評価の活用 
 

 
 
6.国語科全体を通しての研究
  ・到達目標を明らかにした年間活動計画の作成
  
 
 
7.国語への意欲を高める日常の支援
  ・多様な場面や状況における学習の積み重ね(全校朝の会、各種行事等)
  ・音読・群読発表会の開催
・継続的な読書の時間の確保
  ・言語環境の整備(教師の言葉遣い・掲示物等)