幌延深地層研究センターは、高レベル放射性廃棄物の地層処分技術に関する研究開発として地層科学研究や地層処分研究開発を行うことにより、地層処分の技術的な信頼性を、実際の深地層での試験研究等を通じて確認することを目的としている。
日本原子力研究開発機構は、平成12年11月に、北海道及び幌延町の間で、「放射性廃棄物を持込まない、使用しない」などを約束した『幌延町における深地層の研究に関する協定』を締結した。
幌延深地層研究計画について
独立行政法人日本原子力研究開発機構が、北海道幌延町で実施している幌延深地層研究計画は、平成17年10月の「原子力政策大綱」に示された「深地層の研究施設」を活用した計画の1つであり、堆積岩を対象に深地層の研究を行うもの。
調査研究の期間は約20年間とし、
「地上からの調査研究段階(第1段階)」「坑道掘削(地下施設建設)時の調査研究段階(第2段階)」「地下施設での調査研究段階(第3段階)」の3つの段階に分けられる。
坑道掘削(地下施設建設)時の調査研究
地下施設での調査研究段階
地下施設関連資料
地下掘削による地質成分とコンクリート坑道建設実験研究