むのたけじ

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 むのたけじ(武野 武治、1915年1月2日 – )は、日本のジャーナリスト。秋田県横手市在住。

■経歴

 秋田県生まれ。旧制県立横手中学校(秋田県立横手高等学校の前身)から東京外国語学校卒業。報知新聞記者を経て、1940年朝日新聞社に入社、中国、東南アジア特派員となるが、敗戦を機に戦争責任を感じて退社。1948年秋田県で週刊新聞「たいまつ」を創刊、反戦の立場から言論活動を続けた。1978年「たいまつ」は休刊。
1955年の第27回衆議院議員総選挙に秋田2区から無所属で立候補したが落選した。
2011年2月27日に放送された、NHKスペシャル『日本人はなぜ戦争へと向かったのか』シリーズ、第3回「”熱狂”はこうして作られた」の終盤に出演し、96歳で健在な姿を見せた。

 2011年8月14日NHK BSプレミアム放送の『100年インタビュー「96歳のジャーナリスト・むのたけじ」』にてジャーナリストとしての思いを直言し、鋭く雄弁に語った。2012年、花巻市の「宮沢賢治学会 イーハトーブセンター」から第22回イーハトーブ賞を受賞した。2013年5月10日放送の報道ステーションに出演し、自ら体験した戦前・戦中の表現の自由、言論統制を振り返りつつ、憲法改正の議論に対してジャーナリストの立場から意見を述べた。