エミール・ルーダー(Emil Ruder, 1914年 – 1970年)はスイスのタイポグラファー。アーミン・ホフマンと共にバーゼル造形学校(Schule für Gestaltung Base)の設立に関わり、スイス・スタイル(International Typographic Style)の一翼を担った。
ルーダーはTypografische Monatsblätterという雑誌の寄稿編集者・ライターであった。ルーダーは「Emil Ruder: Typopgraphy」というタイポグラフィ入門書を出版している。この本はまずドイツ語で、その後英語にて出版された。この本によってスイス・スタイルは広がり、ヨーロッパおよび北アメリカのタイポグラフィ教育の基礎教科書となった。1962年にはニューヨークのInternational Center for the Typographic Artsの設立を手伝った。