「東日本大震災と気仙沼の生活文化」
開催期間: 2013年3月19日(火)~9月23日(月祝)
主催: 人間文化研究機構(国立歴史民俗博物館、国立民族学博物館、国文学研究資料館)
※この事業は、財団法人JKAの支援を受けて行なっています。
趣 旨
東日本大震災は三陸沿岸の広大な地域で甚大な被害をもたらしました。現在、被災した地域では生活の復旧が急ピッチで進んでいます。当館では 震災直後から気仙沼市小々汐地区の旧家である尾形家住宅など、被災した個人の住宅を対象に被災した生活用具や民具、文書などを救う活動をしてきました。ま た取り組みを通じて、生活の復旧と再編に向けて、博物館が担う役割について検討してきました。
尾形家住宅の一部は当館の新しい総合展示第4室「民俗」で再現展示をします。同時に、今回の特集展示では、被災地における当館の取り組みを紹介し、さらにはその取り組みからみえてきた気仙沼の人びとの生き方、生活文化に迫ります。
■その他リンク資料
岩手県立博物館 赤沼 英男 氏(保存科学) |
報告1 「岩手県立博物館における文化財レスキューの現状と課題 -岩手県陸前高田市救出資料を中心に-」 (PDF: 8,331KB) |
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陸前高田市立海と貝のミュージアム 兼 陸前高田市立博物館 熊谷 賢 氏(考古学) |
報告2 「陸前高田市の被害状況-博物館施設を中心に-」 (PDF: 8,373KB) |
陸前高田市立博物館 砂田 比左男 氏(昆虫学) |
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多賀城市教育委員会 高倉 敏明 氏(考古学) |
報告3 「東北地方太平洋沖地震による文化財被害と救援活動」 (PDF: 16,790KB) |
仙台市博物館 仙台市史編さん室 菅野 正道 氏(歴史学) |
報告4 「歴史資料の保全に向けて」 (PDF: 4,510KB) |
東北学院大学博物館 加藤 幸治 氏(民俗学) |
報告5 「文化財レスキュー活動-東北学院大学博物館の取組みから-」 (PDF: 7,901KB) |
福島県文化振興事業団 福島県歴史資料館 本間 宏 氏(考古学) |
報告6 「東日本大震災と歴史資料保護活動-福島県の現状と課題-」 (PDF: 2,833KB) |