2009の出来事
Sunday, April 26, 2009 7:27 AM Posted by Someone
- 2009年の出来事を振り返る(Asahi.comより引用) 注:クリックすると窓が開きます。
- 2010.01.01
1月 :経済では景気悪化関連のニュースが目立ち、不安の年明けとなったが、第44代米大統領にオバマ前上院議員が就任、米国史上初の黒人大統領誕生に 世界中が「変化」を期待した。ニューヨークで旅客機がハドソン川に不時着し、乗客乗員全員無事という“奇跡”も。
3月 :初旬の新聞世論調査で麻生内閣の支持率が初めて2割を切る中、中川昭一財務・金融相がG7での記者会見にろれつが回らない状態で出席、混乱の責任を取って辞任した。海外ではオバマ米大統領が施政方針演説を行い、新政権が本格始動。その米国からは、アカデミー賞外国語映画部門で滝 田洋二郎監督の「おくりびと」が受賞するなどうれしいニュースも届いた。
3月 :西松建設から違法献金を受けたとして、小沢一郎・民主党代表の公設秘書が政治資金規正法違反容疑で東京地検に逮捕された。小沢代表は続投を表明したが、9月までに実施される総選挙への影響は必至だ。野球の世界一を争うワールド・ベース ボール・クラシック(WBC)で、日本が前大会に続き2連覇を達成した。
4月 :北朝鮮は5日、多段式弾道ミサイル「テポドン2」を発射。日本海に1段目が落ち、他は日本上空を通過して太平洋に落下した。「SMAP」の草彅剛(くさなぎ・つよし)さんが23日、公然わいせつ容疑で警視庁に現行犯逮捕され、送検後に釈放。豚インフルエンザが世界 的拡大の様相を見せ、世界保健機関(WHO)は警戒レベルを「フェーズ5」まで引き上げた。
5月:民主党の小沢一郎代表が11日、記者会見で辞任を表明し、16日の代表選で鳩山由紀夫氏が 新代表に選出された。新型インフルエンザは16日に国内での感染者が初めて確認され、その後、一気に350人以上に拡大した。北朝鮮は25日に3年ぶり2回目の地下核実験を行った。
6月 :GM経営破たんと先行きが懸念されるニュースで始まったが、前途に明るさをもたらしそうな話題も多く見られた。「足利事件」で無期懲役が確定していた菅家さんがDNA不一致で17年半ぶりに釈放され、サッカー日本代表はW杯出場を決め、全盲のピアニスト辻井伸行さんがコンクールで優勝した。経済では株価の1万円回復、景気底打ち宣言なども。一方、政治の場では鳩山前総務相が日本郵政社長人事問題で更迭され、兄の鳩山・民主党代 表の虚偽献金記載問題が発覚するなど総選挙を前に不透明感は一層強まった。
7月 :衆院が21日解散され、「8月18日公示―30日投開票」の真夏の総選挙日程が決まった。中国・新疆ウイグル自治区では民族対立による暴動が発生、治安部隊が動員され、197人が死亡した。若田光一飛行士らが宇宙実験棟「きぼう」を完成させて帰還、宮里藍がフランスで行われたエビア ン・マスターズに優勝して米ツアー初Vをつかむなど、日本人の活躍が目立った。
8月 :約4年ぶりに行われた衆院選は、民主党が圧勝。過半数を優に超える308議席を獲得し、政権交代を勝ち取った。自民党は議席数を119と公示前の3分の1近くまで激減させ、結党以来の歴史的敗北を喫した。新型インフルエンザで国内初の死者が発生、感染拡大で秋にはピークが予想される。市民が刑事裁判に 参加する初の裁判員裁判が開廷、新たな司法制度がスタートした。
9月 :総選挙で大勝した民主党の鳩山由紀夫代表は第93代首相に就任、社民、国民新党と連立内閣を発足させ、政権交代が実現した。鳩山首相は「脱官僚依存」を宣言するとともに、八ツ場ダム建設中止などマニフェストの実行に踏み出した。 選挙で大敗した自民党は、新総裁に谷垣貞一氏を選んだ。
10月 :新型インフルエンザの感染拡大が続く中、ワクチンの接種が始まった。まず、医療従事者に行われ、妊婦・基礎疾患を持つ人、乳児・幼児の親などリスクの高い順に接種対象が広げられる。ノーベル平和賞は、 「核兵器のない世界」を提唱したオバマ米大統領に授与することが決まった。
11月 :英国人女性死体遺棄事件で指名手配されていた市橋達也容疑者が、2年半以上の逃亡の末、大阪市内で逮捕された。行政刷新会議は2010年度予算編成で事業の無駄を洗い出す「事業仕分け」を行い、 約1.7兆円の圧縮を求めた。日本経済が3年5か月ぶり、再びデフレに。
12 月:京都議定書以降の温暖化対策の枠組みを決める国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)は難航の末、先進国は温室ガス削減率を、途上国は削減策を表明する「コペンハーゲン合意」で合意。しかし、ポスト京都議定書の枠組みは先送りした。 サッカーW杯抽選で、日本はオランダ、カメルーンなどと同組に。
- 2010.01.01