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三春町観光協会
建物は明治28年に建てられたもので、二階建ての母屋と紫雲閣と呼ばれる座敷蔵からなっています。母屋自体十分に立派で、場所も戦国田村氏の重臣橋本刑部館跡の紫雲寺山麓にあり、三春の町並みから一段高くなった場所に建てられているので、眺めもすこぶる良い。「紫雲閣」と呼ばれる蔵座敷は、二階にあがってみると、立派な彫り物の施された 漆塗りの床の間に出会えます。
高柴の張り子作りは、幕藩体制の安定した元禄時代でこ屋敷の先祖橋本元右衛門を創始 とします。 土を用いる京都の伏見人形や仙台の堤人形に対して、和紙を用い日本一といわれる独特の張り子人形をこの山間の地で生みだした事は驚異といわれております。 幸せを求める庶民の祈りや願いを基本に、あくまで素朴さを失わず絶妙優美な造形と描彩を忠実に守って、今も三百年の伝統を受け継いでいます
「都市生活者には田園へのあこがれを、農村人には生活に活力を」という願いをこめた『三春の里田園生活館』。三春ダム周辺を基軸に展開されている生活文化圏「三春の里」の一翼をになう施設として平成6年にオープンしました。大地に親しむ農園ゾーン・宿泊や食事ができるコミュニティゾーン・緑豊かな公園ゾーン・研修ゾーンに分かれ、生活提案を基本とした新田園生活文化の発信を続けています。