第5学年・図画工作科による授業リンク集
表現及び鑑賞の活動を通して,つくりだす喜びを味わうようにするとともに造形的な創造活動の基礎的な能力を育て,豊かな情操を養う。
○文部省告示第175号(平成15年文部科学省告示第173号・一部改正)
小学校学習指導要領(平成元年文部省告示第24号)の全部を次のように改正し,平成14年4月1日から施行する。
5年造形活動
〔第5学年基本的な色彩指導−1〕
(1) 色のグラデーショの練習をする。白をベースに明るさをかわることで色の変化に気付かせる。明度・彩度・色相の違いを実際色カードを作成することで実感させる。
(2)色の変化を丁寧に水彩で作成する。筆の使い方、線からはみ出ないよう丁寧に書くこと。
(3)色彩の変化を元に簡単な風景をあらわす遠近表現の練習をする。
〔第5学年モビールづくり〕
(1) アルミの針金を使いバランスのあるモビールを作る。
(2)モビールにつける形を考える。粘土で形をつくる。重さの違いによって長さも変化することに試行錯誤しながら気付かせる。できた後、着彩する。乾燥して組み立てる。
〔第5学年組み合わせパズル〕
(1) 一枚の板を使って組み合わせパズルをつくろう。ここでは一枚の板から組み合わせパズルの立体を作る体験をする。糸鋸を使うことが難しく感じる児童もいるので、ゆっくり切断することで形を切断できる自信と作る面白さを感じさせたい。
(2)できた形の色彩表現をする。下絵を元にアクリルカラーで着彩する。筆で丁寧に塗り分ける。
(3)乾燥し組み立てをする。溝をきり組み立てる。組み立て友達の作品のよさを味わい鑑賞しあう。
〔第5学年想像をもとに思いでの絵を描こう〕
(1) 学校生活や学校行事などをもとに自分の身近な思い出をもとに絵にする。
現実の経験をもとに、こんな世界があったら持つと楽しいという世界に構想する。構想は想像の世界と経験した世界を自分なりに組み合わせたり発展させて新たな世界を表現しようと意欲を持たせ題材のテーマを決定する。
(2)テーマを元に、どんな絵にするか構想をまとめ、ストーリー性のある表現に高めていくよう指導する。色彩の表現と形の表現をしっかりかけるようにする。