岐阜おおがきビエンナーレ2021-No.1

■OGAKI BIENNALE International Simposium

OGAKI BIENNALE International Simposium “L I F — E !? – The partially living, extreme biologies and alien life”: Session 1・2|岐阜おおがきビエンナーレ2021 国際シンポジウム「L I F — E !? – 部分的に生きているもの、エクストリーム・バイオロジー、エイリアン生命」:セッション1・2

 2021年12月17日(金)から19日(日)まで、「岐阜おおがきビエンナーレ2021」国際シンポジウムをオンラインで開催します。今年のビエンナーレのテーマである「LIFE! – 部分的に生きているもの、エクストリーム・バイオロジー、エイリアン生命」では、アート、哲学、生物学、化学、宇宙生物学などの新しいアプローチを集め、「生きているもの」についての近代的、ポストモダン的な思考を超えることを目指しています。

▶︎SATURDAY, DECEMBER 18|12月18日(土)
SESSION 1: THE PARTIALLY LIVING
セッション 1:「部分的に生きているもの 」

このセッションでは、哲学、化学、微生物学の分野から「生命らしさ」について議論します。各専門の立場から、(通常は受動的で従順なものと考えられている)物質の能動的なふるまいや生命らしさの度合い、化学から生命への移行について思索します。様々な視点を通じて、私たちが抱いている生命観の尺度が変わることでしょう。

 同時に、プロトセル、ナノバクテリア、ウイルスなど、生物か非生物かの分類が最も難しい現象やシステムに焦点を当てることを目的としています。

07:00 – 07:40 CET(15:00 – 15:40 JST)
Thinking of Life From Viruses|ウイルスから生命を考える

  1994年神戸大学農学部助手。1999年~2000年コーネル大学ボイストンプソン研究所客員研究員。2012年より現職。現在は真菌に存在する転移因子とゲノムの相互作用を中心的な研究課題としている。

Hitoshi Nakayashiki (Kobe University)|中屋敷均 (神戸大学)




07:45 – 08:25 CET(15:45 – 16:25 JST)
Dialogues of Inochi|いのちの対話
Masahiro Kobayashi (IAMAS)|小林昌廣(情報科学芸術大学院大学)




08:30 – 09:10 CET(16:30 – 17:10 JST)
Toward Microscopic Wetware|微小なウェットウェアを目指して
Taro Toyota (The University of Tokyo)|豊田太郎(東京大学)


▶︎SESSION 2: EXTREME BIOLOGIES
セッション 2:「エクストリーム・バイオロジー」

バイオエンジニアリングと人間の文化は、進化を未知の領域に導いています。私たちは、生物学的な進化に代わって、文化的価値観が変革の原動力となる「ポスト・ダーウィンの時代」に向かっています。このセッションでは、エコロジー、地球温暖化、共存、バイオテクノロジー、「エクストリーム・バイオロジー(極限環境における生物、遺伝子組換え生物、ポストヒューマン、トランスヒューマニズム)」の出現といった問題に関連したアートの役割を取り上げます。バイオエンジニアリングと人間の文化の影響が、地球上の生命の性質と進化の軌道にどのように影響するかを探ることを目的としています。




Organizers: Institute of Advanced Media Arts and Sciences [IAMAS], Ogaki City
主催:情報科学芸術大学院大学[IAMAS]・大垣市

2021 OGAKI BIENNALE: LIFE!? – International Symposium
岐阜おおがきビエンナーレ2021 国際シンポジウム「L I F —— E !?」