スマートシティ実現の可能性

■スマートシティ実現の可能性

先端技術を用いて、交通や公共事業などの基礎となるインフラ、生活インフラを効率的に管理・運営し、経済を発展させていくための新しいまち、スマートシティやスーパーシティ。データを地産地消して生活の質が向上させ、エネルギーやサービスを効率的に利用できるというメリットを持つ反面、デメリットも存在します。マートシティ・スーパーシティのあり方も見直す必要性が出てくるかもしれません。

▶︎Iot時代の次世代都市をどう作るか

▶︎国内のスマートシティ事例 10選

【1】静岡県裾野市「トヨタ ウーブン・シティ」

【2】東京都港区「ソフトバンクによるスマートシティ実証実験

【3】千葉県柏市「柏の葉スマートシティ」

【4】北海道札幌市「DATA-SMART CITY SAPPORO」

【5】兵庫県加古川市「加古川スマートシティプロジェクト」

【6】香川県高松市「スマートシティたかまつ」


【7】福島県会津若松市「スマートシティ会津若松」

【8】神奈川県横浜市「横浜スマートシティプロジェクト」


【9】福岡県北九州市「北九州スマートコミュニティ創造事業」


【10】埼玉県さいたま市「スマートシティさいたまモデル」


 IoTやAI、5Gなどの先端技術やビッグデータの活用によって都市や地域の課題を解決し、快適性や利便性を向上させる。理想の世界として語られるスマートシティは、現在、官民一体となって実現に向けた取り組みが進められています。そんな「スーパーシティ」構想を実現するための国家戦略特別区域法の改正案が2020年5月27日に可決し、成立しました。

 しかし、SNSでは「スーパーシティ法案に反対します」「スーパーシティ法案に抗議します」といったタグつきツイートで反対や抗議の声が広がっており、スマートシティやスーパーシティに対する懸念点が議論されています。
本記事ではあえて、スマートシティやスーパーシティが抱えている課題やデメリットについて紹介いたします。

▶︎スマートシティ・スーパーシティの実現でぶつかる5つの課題

監視社会への懸念
デバイスやシステムが故障やトラブルを起こさないかという懸念
データプラットフォーマーによるデータの寡占・独占
ハッキングは大丈夫?セキュリティ問題
いくらかかるかわからない…?インフラコスト

▶︎建築家から見たスマートシティ討論会