① 「指定避難場所の戸倉中学校」全員がゆったりと建物の中に避難でき、自衛隊の支援が受けられるが、津波警報の中を高台から下りて1 5 ~ 2 0 分歩かねばならない。被害状況もつかめていない。
② 「津波被害のない荒町地区のセンター」荒町地区のセンターは、陸づたいに登米市への道路が生きており、物資の受け取りや医療面が保証される。また、海から遠ざかり津波の危険はほとんど0 となる。しかし、やはり津波警報発令の中で高台からおりて、1 時間以上歩かねばならず、がれきの中、低学年や高齢者、けが人などの移動は困難である。
③ 「高台で被災した家屋の2 階」高台に残っている建物の2 階は持ち主の許可を得ることができ、移動しなくてもすむ。