仮設工事
仮設工事とは、工事中に使用する外廻りのネットや足場、工事の際に使用する電気や水道や便所などが含まれます。 遣り方、外部足場や内部足場は、建物の面積と高さにコストが比例します。 材料の転落防止ネットは、隣接道路や隣地に近い面に使いますが、必要に応じて他の面にも使います。 出入り口には侵入防止の柵が必要な場合もあります。
清掃や整地、残材処理などは工事中に発生する物を片付ける費用なので、省略するのは現実的ではありません。 運搬や養生費用も同様です。 特に養生を省略すると、工事中に柱や板材など仕上部分を傷つける事になります。 工事中に傷を付けないように気をつけるにも限界がありますし、工事の作業効率が落ちてしまいます。仮設便所は、近くに使える便所があっても別に用意します。 外から使える便所があれば使っても良いのですが、作業中に汚れた格好のまま使うので、便所もかなり汚れることは覚悟します。 仮設工事は、安全を確保したり、材料の傷を防止するという重要な部分なので、省略する事は避けます。
特に、近所に子どもなどがいる場合は、トラブル防止のためにも、よりしっかりした安全対策が必要となります。 水道、電気は使える場合は使っても良いですが、電気の場合、工事中の使用電力は結構大きく、ブレーカーが落ちやすくなります。