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木造免震住宅?外壁下地と内部壁下地の施工
 木造免震住宅の外壁下地と内部壁下地の施工が進められています。
 外壁は窯業系のパネル貼りに吹き付け塗装を行う「大壁工法」を採用しました。パネルとパネルの間のジョイントを処理していきます。
 まずは一次工程のジョイント部の下地処理、上に処理するパテの付きを良くする「プライマー」を塗布します。このプライマーはパネルとパネルが動いたときに割れない様に弾力性があるものです。
 次にジョイント部分に「寒冷紗テープ」を貼り、パテを施工します。寒冷紗によりパテの付きを良くしクラックの防止になります。
 一回目のパテが乾いたところで表面を紙やすりで平滑にして、一回目のパテより広い範囲に2度目のパテを施工していきます。状況によりこれを何度か繰り返します。
 今回の外壁吹き付け塗装材料は「アイカ ジョリパット」を採用しました。パネルの大壁工法の認定材料となっています。
 内部の壁には塗り壁下地の石膏ボード(PBプラスターボード)を貼っていきます。
 天井より上の内壁部分にも石膏ボードを貼ります。ほとんどの防火地域の指定の無いところは建築基準法の22条地域と呼ばれる地域に指定されています。屋根や壁がお隣などの火災で延焼しないような防火材料を使用することを求められています。そして、外壁の内側、つまり天井の裏の部分もこの規定により石膏ボードなどの不燃性の材料を貼るように規定されています。

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2017年10月

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