つくば駅前

 ■つくば駅前広場再整備事業　

工事期間　　平成20年7月1日～平成22年6月30日

施工金額　　15億4000万円
用地取得とあわせた総事業費　22億3000万円

施工面積　　9980?　　施工前6350?

○つくばセンター広場再整備事業

工事期間　　平成20年8月～平成22年4月

施工金額　　計3億7400万円

つくばエクスプレスの地下駅から、地上に上がった来た時に、最初に目にすることになる電車やバスの時刻表、バス路線図・乗り場案内など。全体に情報をまとめる事で、分かりやすく表示。

環境に配慮した取り組みとして、「見える化」による環境意識の醸成。つくば環境スタイルの取り組みが、市民全体に理解され、またCO2削減の実施過程が分かるようにした。歩道に設置。

バス待合所に風よけ防風スクリーンを設置。つくば市は、特に冬は「筑波おろし」の風が強い。こうしたことから設置した。このほかにも、雨天時には、移動時に濡れないで移動できるようシェルターを設けた。

つくば駅前から、センター広場に人を誘導するためにつくられたシンボル的な大階段。大階段下には、ユニバーサルデザイン対応の公衆トイレを設置。夜には、LED照明がフットライト照明として点灯する。

　駅前広場整備の理由の大きなひとつであった一般車両の送迎待機場所の様子。32台を確保。(20分までは無料。)これまで、交差点付近で待機していたが、バスとタクシー、一般車のスペースを完全に分離し、確保した。あわせて障害者用2台も設置。

　1983年につくられたセンター広場だが、老朽化も目立っていた。今後の使用も考えて、全面的な改修を行った。ぺデストリアンデッキのタイルを環境にやさしい廃ガラスを再資源化したすべりにくい素材にした。あわせて、駅前広場と統一的なサイン(つくば市サインガイドラインに準じる)にした。

広場に植栽を利用した円形のベンチを7か所設置。材質も腐食しない材質を使用。人のにぎわいを演出。この他にも、CO2排出量が少なく環境にやさしいLED照明に街灯を改修した。

この他にも、車道の横断や階段の上がり下がりなく移動できるような構造、視覚障害者にもわかりやすいサイン設計、太陽光パネルをバス待合所の屋根に設置、遮熱排水性舗装やベットボトル他を再利用したエコブロックを歩道導線部に設置し歩きやすくする、など随所に配慮した整備を行っています。