明治33年(1900年)9月 |
初代 飯塚静夫誕生
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大正13年(1924年)4月 |
初代 飯塚静夫とその祖父文治により、荒川沖(現在の『夢の蔵』)の土地を整備し創業。
当時多荒川沖駅近くの製糸工場(岡野館)の女工員のお客様が多く、夜遅くまで賑わっていたとか。当初は、普段着の綿製品をはじめ、農作業用品、夜具地、棉などに至る生活衣料全般を取り扱う。
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昭和5年(1930年)11月 |
二代目 飯塚久二(現会長)誕生。
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昭和15年~昭和20年頃 |
第二次世界大戦により、国の統制下のもと、品不足で配給支給品の取り扱いを行っていた。
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昭和28年(1953年)5月 |
坂本屋を法人化。
株式会社 坂本屋として、呉服、洋品、紳士服、雑貨をはじめ、総合衣料会社として発足した。
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昭和28年(1953年)8月 |
二代目 飯塚久二(現会長)が早稲田大学時代に大きな交通事故に遭い、右腕負傷する。当時就職(高島屋)が決まっていたがそれを反古にして、後に坂本屋へ入社するきっかけとなった。またこの頃は、衣料品は戦後の統制時代であり、色々な製品が出来始めた。主に、綿・絣・織物・紬など。
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昭和33年(1958年)3月 |
二代目女将 飯塚敏子・坂本屋に嫁ぐ
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昭和36年(1961年)6月 |
三代目 飯塚康二(現社長)誕生。
この頃は、銘仙からウールへと時代のニーズが変化していった時代。
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昭和39年(1964年)10月 |
本店新装開店(現在の『夢の蔵』)
東京オリンピック開催の年であり、繊維製品は徐々に充実してきた時代になる。
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昭和54年(1979年)10月 |
初代 飯塚静夫死去。この頃より、二代目が荒川沖駅の東口開発準備を勧め、さんぱる店出店に着手。
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昭和56年(1981年)11月 |
荒川沖ショッピングセンター『さんぱる』オープン。
さんぱる店出店。当時は本店とともに2店舗にて営業を行っていた。
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昭和57年(1982年)3月 |
西口の本店は、「暮らしの衣料坂本屋」として営業していたが、本店店長の体調不良のため、やむなく閉店することになる。
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平成5年(1993年) |
三代目 飯塚康二 帰省。
「坂本屋+きもの生活設計事務所」設立。さんぱる店全面改装の為、帰省。
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平成6年(1994年)6月 |
京都坂本屋オリジナル工房設立。
この頃より、各産地との結束を高め、オリジナル品の制作や産地から徐々に直接商品が入荷するようになる。
(坂本屋の産直価格スタート)
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平成7年(1995年)10月 |
「三代目 飯塚康二 襲名披露展」開催。
坂本屋三代目おして正式にお披露目をする。
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平成9年(1997年)2月 |
本店にて着付教室開設「坂本屋きもの着れる教室」
(『夢の蔵』和学院の前身)
(初代講師 塩谷美奈子 後の三代目女将。)
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平成9年(1997年)10月 |
きもの好きなあなたの会」発足。
第1回きものパーティ開催。きものの好きな方々と、グルメの会・小旅行・歌舞伎や観劇・産地見学会・落語会などきものを楽しむ会を行い始める。
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平成10年(1998年)4月 |
三代目女将 飯塚美奈子・坂本屋に嫁ぐ。
前結び「坂本屋きもの着れる教室」の講師として活動する。
坂本屋オリジナル「さくら染めショール」制作。
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平成10年(1998年)11月 |
「染と織の産地協同組合」とのタイアップにより、さらに産地との絆が深まり、オリジナル品の開発を推進する。
「産地価格」の実現。
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平成12年(2000年)10月 |
坂本屋創業77周年記念展。
坂本屋オリジナル「黄色糸長襦袢(幸菱)」発表。
《きもの文集》
タンスに眠る心の思い出集『100年の詩』編集・発行。
坂本屋『夢の蔵』の構想が固まる。
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平成13年(2001年)3月 |
坂本屋オリジナル「百年・夢の蔵」オリジナルお召発表。
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平成15年(2003年) |
坂本屋創業80周年記念きものパーティー開催。(楽天酒場にて)
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平成15年(2003年)10月 |
坂本屋創業80周年記念展。
地元茨城産の繭による、白生地制作を試みるも、絹糸の製造工程の行政構造により制作出来ず、断念。
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平成18年(2006年)7月 |
三代目女将 飯塚美奈子 この道10年展開催。
オリジナル縁起物『実のなる手ぬぐい』発表。
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平成20年(2008年)4月 |
「純国産絹製品取扱店 証紙番号005」に認定。
日本で5番目に「純国産絹製品取扱店」として認められた。
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平成20年(2008年)10月 |
坂本屋創業85周年記念展。
地元茨城産の純粋繭により、白生地『常陸国白絹』を発表。
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平成21年(2009年)9月 |
三代目店主 飯塚康二襲名。
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平成21年(2009年)10月 |
地元茨城産の純粋繭により、『常陸国白綾』を発表。
皇室御用達献上品 小石丸(最高級絹糸)による白生地制作開始。
『常陸国白絹』による染名古屋帯発表。
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平成22年(2010年)8月 |
荒川沖ショッピングセンター「さんぱる店」撤退。
さんぱる店における30年の営業に終止符。
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平成22年(2010年)10月 |
坂本屋『夢の蔵』新築オープン。
『夢の蔵』和学院開講。
『夢の蔵』たしなみ塾のスタート。
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平成23年(2011年)9月 |
袖マスター20時間講習会開催。
第一期生 2名誕生。《初代講師 飯塚美奈子》
(自分で振袖が着れるよう、20時間の短期講習会を開催。)
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平成23年(2011年)10月 |
坂本屋創業88周年記念展。
常陸国白絹『88地紋のきもの』『88花織』を発表。
無地染、33色のぼかし染め、岡重オリジナル無地染めなどお誂えの体制を構築する。
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平成25年(2013年)5月 |
三代目店主 飯塚康二 帰店20周年記念展開催。
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平成25年(2013年)10月 |
坂本屋創業90周年記念 きものパーティ開催。
(ラ・フォレスタ・ディ・マニフィカにて)
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平成25年(2013年)10月 |
『坂本屋創業90年祭』開催。現在に至る。
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