後藤 龍

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 五嶋 龍(ごとう りゅう、1988年7月13日 – )は、アメリカ合衆国ニューヨーク出身のヴァイオリニスト。“Brian(ブライアン)”というミドルネームを持つ。母は五嶋節、姉(異父姉)はヴァイオリニストの五嶋みどり。

■ヴァイオリン

 3歳よりヴァイオリンを始めた。母である五嶋節と建部洋子、ビクター・ダンチェンコ、チョーリャン・リンに師事。1995年夏、7歳の時に、札幌(初日、市郊外の恵庭市民会館、2・3日目、札幌芸術の森の野外ステージ)にて、佐渡裕指揮、PMFオーケストラとパガニーニの「ヴァイオリン協奏曲第1番」で共演し、デビュー

 2003年9月11日に、グラウンド・ゼロにおいてのメモリアル式典で演奏した。同年に、ドイツの名門クラシックレーベル、グラモフォンと専属契約。2006年6月20日より、初のジャパン・ツアー「五嶋龍 ヴァイオリン・リサイタル 2006」を開催。

 使用楽器は、NPO法人イエロー・エンジェル[1]から貸与された1715年製のストラディヴァリウス「エクス・ピエール・ローデ」を経て、現在は日本音楽財団より貸与された1722年製のストラディヴァリウス「ジュピター」を演奏している。

■生活

 ニューヨークにあるトリニティ高校を経て、2005年12月、ハーバード大学に合格。物理学を専攻。2011年に同大学物理学科卒業。ヴァイオリン以外に、趣味として空手道(松濤館流)を7歳から続けている(日本空手協会公認三段)。他に、ギター演奏や音楽社会奉仕活動を趣味として挙げている。また、幼い頃からの鉄道ファンでもあり、これが縁でJR東日本のCMに出演したことがある。
RYUという発音が、アメリカ人の友人にとって難しかったことと、本人が鉄道好きなことから、幼い頃は“J.R”と呼ばれていた。

■作品

『Ryu Goto(Deutsche Grammophon)』(2005年8月3日)ASIN B0009XE7S4
『ヴァイオリン・リサイタル2006 [Limited Edition]』(2007/1/1)ASIN: B000JLSWN2
『五嶋龍 ヴィヴァルディ:協奏曲集《四季》他(初回限定盤)[Limited Edition] 』(2009/6/17)ASIN: B002647WAE
『五嶋龍 ヴィヴァルディ:協奏曲集《四季》他 』(2009/6/17)ASIN: B002647W9U
『パガニーニアーナ(初回限定盤) [Limited Edition]』(2010/5/19)ASIN: B003APNPQS
『パガニーニアーナ』(2010/5/19)ASIN: B003APNPR2