インゴルフ・ヴンダー(ピアノ) Ingolf Wunder
1985年、オーストリアのクラーゲンフルト生まれ。4歳からヴァイオリンを始め、14歳でピアノに転向。同じく14歳でウィーン・コンツェルトハ ウスのシューベルト・ザールにピアニストとしてデビュー。クラーゲンフルトとリンツの音楽院を経てウィーン音楽芸術大学を卒業後、アダム・ハラシェヴィチ に師事。奇跡(wunder)のニュー・スター誕生! 2010年第16回ショパン国際ピアノ・コンクール第2位
ショパン生誕200年を祝う特別な年であり、非常に高いレヴェルの本選であった2010年のショパン・コンクール。「奇跡」「驚嘆」 (wunder=wonder)という名を持つ25歳の若きピアニストは2000年のコンクールで本選に残れなかった雪辱を果たし第2位に輝きました。現 地で本選を聴いたジャーナリストによると「ヴンダーが優勝だと思った」「スタンディング・オベーションがおきたのは彼だけだった」など、優勝は逃したもの の人々を魅了する輝きを持つアーティストとして大きな注目を集めました。また、2011年1月には他の4人の入賞者とともに『ショパン国際ピアノ・コン クール入賞者ガラ・コンサート』日本全国7公演を行い、その演奏でも高い評価を受け日本の聴衆にも鮮烈な印象を残しました。
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