トルコ文化庁の委嘱によるオラトリオ「ナーズム」は、トルコ人の詩人ナーズム・ヒクメットの詩をベースに作曲され、2001年アンカラで、トルコ大統領アフメト・ネジデト・セゼル臨席のもと初演された。2002年1月には、ラジオ・フランスとクルト・マズアの委嘱によるピアノ協奏曲第3番がフランス国立管弦楽団により初演された。2003年にはラジオ・フランスのアーティスト・イン・レジデンスに任命された。2003年イスタンブル音楽祭で、オラトリオ「Metin Altiokのためのレクイエム」が5,000人の聴衆を前に初演され、「ナーズム」と同様CD録音された。また、「トルコ行進曲」「パガニーニ・ジャズ」など、クラシックを題材にしたジャズも作曲。2006年にはザルツブルク音楽祭のために「In the Serai」を作曲。