ニコライ・ホジャイノフ
ニコライ・ホジャイノフ(Nikolay Khozyainov)は1992年7月17日、ロシア・ブラゴヴェシェンスク(シベリア南部-モンゴルの東方、北朝鮮の北方に位置し中国国境を流れるアムール河沿いの州都)生まれ。
■経歴
父は軍人、母は小児科の医師で音楽とは無関係。5歳の時に早期教育プログラムで音楽の才能を見出された。母親が医師として行く幼稚園などで勝手にピアノの練習をしていたが、その後10ヶ月のピアノコースで学ぶ。同コースの先生から「モスクワで勉強を続けなさい。」と言われ、6歳でモスクワに移住。モスクワ音楽院の附属音楽学校で4年間を過ごす。12歳の時、同音楽院から来た先生がミハイル・ヴォスクレセンスキーを紹介、現在まで師事している。モスクワ音楽院2年在学中。2005年以来、ロストロポーヴィチ財団の奨学生。
■演奏活動
既に世界各国で演奏活動を行っており、これまでロストロポーヴィチ記念国際音楽祭(フランス)、第2回ロストロポーヴィチ国際音楽祭(アゼルバイジャン)、第3回「グダンスクの秋」国際ピアノ音楽祭(ポーランド)、「ミンスクの春」国際ピアノ・フェスティバル(ベラルーシ)、モーツァルト&チャイコフスキー国際音楽祭(パリ)をはじめとする数々の音楽祭に出演。
モスクワ、サンクト・ペテルブルクなどのロシアの各都市のほか、ポーランド、ドイツ、フランス、チェコ、ルーマニア、ベラルーシ、モルドヴァ、アゼルバイジャン、南アフリカ、マレーシア、アメリカ合衆国、日本など国外でも多くのリサイタルを行っている。
また、オーケストラとの共演ではモスクワ音楽院交響楽団、ドニエプロペトロフスク・オーケストラ、ソロボドキン・センター・オーケストラ、モスクワ交響楽団、東京交響楽団などと共演。
■コンクール受賞歴
ピアノ・ヴィルトゥオーゾ国際コンクール(2003年、チェコ)優勝
カルル・フィルチ国際ピアノ・コンクール(2004年、ルーマニア)優勝&
特別賞
スクリャービン国際ピアノ・コンクール(2008年、パリ)優勝
若い音楽家のためのショパン国際ピアノ・コンクール(2008年、モスクワ)
第2位&特別賞
ショパン国際ピアノ・コンクール(2010年、ワルシャワ)ファイナリスト
ダブリン国際ピアノ・コンクール(2012年、ダブリン)優勝
シドニー国際ピアノ・コンクール(2012年、シドニー)第2位
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